FAQ(よくある質問)
1. リモートサポートの基本
Q1. リモートサポートではどのツールを使用しますか?
SX-TOOLの公式リモートサポートツールは TeamViewer(フルバージョン) です。お客様側PCにTeamViewerをインストールして起動していただき、画面に表示されるIDとパスワードを技術者にお伝えいただくことで、1回限りの安全なリモート接続を行います。
Q2. TeamViewerはどこからダウンロードできますか?
以下の公式サイトから、Windows版のTeamViewer(フルクライアント)をダウンロードしてください。
Q3. 車両とPCはどのように接続しますか?
基本的な接続構成は次の通りです。
車両本体 → OBD2ポート → JLR ENETケーブル または DOIP VCI → Windows PC(LANポートに直結)
Wi-Fi経由の接続や不安定なルーター経由はトラブルの原因となるため、できる限りPCとENET/VCIを有線LANで直結してください。
Q4. リモート作業前に何を準備しておけばよいですか?
リモートセッションを安全に行うため、以下をご準備ください。
- 安定したインターネット回線(目安:50〜200Mbps以上)
- Windows PC(TeamViewerインストール済み)
- 車両とPCをENETケーブル/DOIP VCIで接続
- 充電器または安定化電源による十分なバッテリー電圧の確保
- 事前のDTCチェックなど、車両の基本的な健康状態の確認
- 作業中は車両に他の作業を行わないこと(リフト上下、配線作業など)
2. PC・ネット環境について
Q5. Windows PCは必須ですか?Macでも利用できますか?
はい、Windows 10/11が必須となります。Macをご利用の場合は、Boot CampでWindowsをネイティブ起動している環境のみサポート対象です。仮想環境(Parallels等)でのご利用は対応外となります。
Q6. 推奨PCスペックを教えてください。
目安として、以下のスペックを推奨しています。
- OS:Windows 10 / 11
- CPU:Intel Core i5 または i7
- メモリ:8〜32GB
- ストレージ:SSD 320〜500GB以上
Q7. ネット回線の要件はどのくらいですか?
回線速度の目安は、下り・上りとも50〜200Mbps程度以上(速いほど安定)です。可能であれば有線LAN接続を推奨します。ノートPCにLANポートがない場合は、USB-LANアダプタをご利用ください。
3. サポート体制・予約について
Q8. 技術サポートの対応時間は?(タイムゾーン含む)
SX-TOOL本部(中国・長沙)の技術チームの稼働時間は以下の通りです。
- 月〜金:中国時間 9:00〜21:00(CST)
- 土日・祝日:事前予約制での対応
Q9. 問い合わせへの返信はどれくらいで来ますか?
平日の稼働時間内であれば、目安として30分以内を目標に返信しています。混雑状況や作業中の場合は多少前後する場合があります。
Q10. リモート作業の予約はどのくらい前にすればよいですか?
機能有効化など比較的シンプルなコーディングは、当日〜30分前でも対応できる場合があります。故障診断・修復など時間を要する作業は、原則として1営業日前までの予約をお願いしています。
Q11. 1回のリモートセッションにどのくらい時間が掛かりますか?
内容や車両状態により異なりますが、シンプルな機能有効化は10〜15分程度が目安です。車両の状態確認やソフト更新を伴う場合は、60〜90分程度の時間的余裕を確保してください。
Q12. メール以外の、よりスピーディな連絡手段はありますか?
一次窓口は、お問い合わせフォーム(推奨) となります。
継続的にご利用いただいている整備工場様などには、ご希望に応じて WhatsApp(海外版LINEのようなチャットアプリ)による専用サポートグループ をご用意できます。
チャットサポートをご希望の場合は、お問い合わせフォーム送信時に、その旨をご記入ください。
4. 車両条件・作業制限について
Q13. 対応できない、または途中で中断するケースはありますか?
以下のような場合は、作業の開始をお断り、または途中で中断させていただくことがあります。
- センサー・モジュール・配線等に明らかな物理的故障がある場合
- 過去に他社ツールで不完全な書き換えが行われている場合
- バッテリー電圧が不安定、または適切な電源装置が用意できない場合
- VINロックされた中古モジュールの流用など、高リスクな条件がある場合
事前のVINチェックおよびDTC確認により、できる限りリスクを減らしますが、車両ハードウェアの健全性そのものはお客様側の管理責任となります。
Q14. 中古モジュールを持ち込んでプログラムしてもらうことはできますか?
中古モジュールのプログラミングは高リスクです。多くのJLRモジュールは元の車両のVINにロックされており、初期化できないものも存在します。SX-TOOL側でできる範囲の対応は行いますが、成功が保証できないこと、結果に対するリスクはお客様側に帰属します。新規またはメーカーで公式に更新された部品の使用を推奨します。
Q15. なぜ安定化電源(PSU)が重要なのですか?
ECUやモジュールのプログラミング中は一定以上の電流を継続的に必要とします。一般的なバッテリー充電器では電流が不足し、電圧低下によりモジュールが「ブリック(完全故障)」するリスクがあります。
そのため、以下のような仕様の電源装置を推奨します。
- 出力電流:50〜100Aクラス
- 出力電圧:13.5〜14.0Vを安定供給できるもの
5. 失敗時の対応・免責について
Q16. アクティベーションがうまくいかなかった場合はどうなりますか?
原因に応じて対応が異なります。
- SX-TOOL側の手順・ソフトが原因:追加費用なしで再作業
- 車両側の不良が原因:診断と次のステップのご案内
Demoライセンス(72時間有効)をご利用の場合、期間内に車両側の問題が解消されないと再作業が有料となる場合があります。
Q17. リスクや免責事項について教えてください。
当社およびSX-TOOL側の責任は、リモート処理を正しく実施することに限られます。
- 車両ハードウェアの状態はオーナー様の責任
- 既存のハード不良・配線不良・中古モジュール起因のトラブルは保証対象外
- リモートセッション実施により同意いただいたものとみなします
6. ライセンス・JLR公式システムとの関係
Q18. SX-TOOLライセンスは複数PCで使えますか?
いいえ。SX-TOOLライセンスは1台のPC専用です。PCの入れ替えなど正当な理由があれば、技術チームが移行をサポートします。
Q19. SX-TOOLだけで公式JLR SDD/Pathfinderは不要ですか?
SX-TOOLは強力なエンジニアリングツールですが、メーカーキャンペーン・リコール対応や公式サービス記録が必要な場合などでは、公式JLRサブスクリプションの併用を推奨します。
Q20. ディーラー更新で設定が戻った場合は?
ディーラーでの公式アップデートにより、設定が工場値に戻る場合があります。その場合の再アクティベーションは新規作業となりますが、状況によっては割引対応する場合もあります。
7. ログ・セキュリティ・その他
Q21. リモート作業ログは保存されますか?
SX-TOOLシステムにより、作業ログが記録されます。主にトラブルシューティングや品質向上の目的で使用されます。
Q22. リモート接続は安全ですか?
TeamViewerは銀行レベルのAES-256bit暗号化を採用しており、第三者に漏洩する心配はありません。作業内容はリアルタイムに画面で確認でき、必要に応じて即時切断できます。
Q23. 新機能のリクエストはできますか?
はい、可能です。SX-TOOLはユーザー要望を元に日々進化しているエンジニアリングプロジェクトです。お問い合わせフォームよりご要望をお送りください。
